薩摩会議 Day3登壇者情報

薩摩会議2022 Day3(4月24日)
Li-Ka南国ホール

9:30-10:00 モーニングセッション

10:30-12:00 【家×Transformation】

空き家率がもうすぐ3割を超える予想のなか、鹿児島県では一世代前の性能しかない新築住宅供給が行われ続けている。実際に、鹿児島県は温暖であるが、ヒートショック死亡率は全国ワースト6位であり寒い家がその原因となっている。一方で行政主導による高性能住宅への施策誘導は遅れており、住宅を中心としたゼロカーボンへの取り組みも鹿児島県全体として低いレベルにある。経済への影響が大きく、ライフスタイルの中心である家の新たな在り方を考えることは、産業、雇用、環境、まちづくり、生きがい等を含めた地域の未来につながるはずである。鹿児島における家づくりと暮らしにおける未来を見据えた「新しい価値観」をつくることについて議論したい。

川畠 康文氏
株式会社プラスディー設計室 代表取締役
株式会社Katasudde(ユクサおおすみ海の学校) 代表取締役
株式会社大隅家守舎 代表取締役
エンジニアリング開発有限会社 代表取締役
NPO法人薩摩リーダーシップフォーラムSELF 理事
鹿児島県鹿屋市で建築と不動産を軸とし、心地よい暮らしをつくることを目指している。2015年「大隅家守舎」を設立し「食と暮らしのマルクト」開催や中心市街地の活性化等に従事。魅力的で人がつながる場をつくり、街の期待値を上げることを目指している。2018年よりブルースタジオと大隅家守舎で設立したKatasuddeの代表として鹿屋市立菅原小学校跡をリノベーションし、観光拠点+宿泊施設「ユクサおおすみ海の学校」として運営。地域の可能性と魅力を発信している。NPO法人薩摩リーダーシップフォーラムSELF 理事。

梅木 亮氏
北九州市役所 建築都市局 住宅整備課 移転計画係長
断熱推進を使命に日々戦う地方公務員。 2017年公民連携プロフェッショナルスクールにて、竹内昌義氏に師事したことをきっかけに、建物の断熱化について猛勉強。後に、55歳の若さで亡くなった実母の死因が、ヒートショックであったことを悟る。 2020年まで教育委員会にて学校施設の断熱化に取り組み、2021年より現職にて市営住宅の断熱化に着手。平行して職責を超えた民間住宅の断熱推進プロジェクトをボトムアップで実践している。 また個人でも断熱DIYを広める活動を行うなど、幅広く断熱推進に取り組んでいる。

馬場 未織氏
NPO法人南房総リパブリック 代表理事
株式会社ウィードシード 代表取締役
1973年生まれ。日本女子大学大学院修了後、千葉学建築計画事務所勤務を経て建築ライターへ。建築、ライフスタイル、まちづくり、社会問題等の本や記事を執筆。2007年より「平日東京/週末南房総」という二拠点生活を家族で実践。2012年NPO法人南房総リパブリックを設立。二拠点生活促進にまつわる事業を展開する。著書に 『週末は田舎暮らし』(ダイヤモンド社)、『建築女子が聞く住まいの金融と税制』(学芸出版社)など。株式会社ウィードシード代表。関東学院大学非常勤講師、南房総市公認プロモーター。

 

10:30-12:00 ダイバーシティ×Transformation】

鹿児島で暮らす女性たちがモヤモヤしている。そんな女性たちを見てまわりもモヤモヤ。報道に見るデータにモヤモヤの種がある。県女子の大学進学率は全国最下位。都道府県版ジェンダーギャップ指数でも鹿児島は政治・行政で46位、教育では44位、経済でも39位。すでに世界で最下位に限りなく近い日本の中でもこれだと、逃げ場がない。このセッションは県議会議員として活躍する米丸さんと岩重さん、そして記者として県政を見てこられた有田さんと、米国で多様性を体感した門田が会場のみなさんと一緒に語り考える場です。鹿児島が150年後まで存続するためには、ジェンダーや年齢、身体的特徴やライフスタイルなど様々な「わたし」たちが自分らしく幸せを実現しながら生きていける、そんな鹿児島の未来をみんなで描く参加型のトークセッションです。

門田 晶子氏
合同会社Go! Kagoshima 代表
株式会社マルマエ 取締役
NPO法人薩摩リーダーシップフォーラムSELF 理事
米国で高校、大学卒業後、カリフォルニア州テレビ局でアートディレクターを経験。通算21年在米後、家業を継ぐため2006年に帰国、日本で社会人をやり直し。2010年末より6年間社長を務め、2016年に国際ビジネスのコミュニケーションエージェンシーを起業、独立。2019年W杯・2021年オリンピック南アフリカラグビーチームの通訳兼コーディネートなども手掛けた。 グローバル人材育成・教育、ダイバーシティに関わる活動に喜んで巻き込まれていく。 人生のテーマ「自由」 好きな活動:ラーニングジャーニー。温泉と海と食と酒を楽しむ人生の旅人でありたい。

米丸 まき子氏
鹿児島県議会議員
「人間は自分だけの幸せを考えて生きてはいけない。我々は皆、同じ船に乗っている。この船に乗ってる人々が、争いもなく幸せに生きていける様にするのが政治だ。」マーガレット・サッチャー氏の発言が、幼かった私の心を捉える。「まわりの人々はもちろん、世の中のみんなをもっと笑顔にする。」その一つの方法として、政治があるのではないかと考えるようになる。2019年鹿児島県議会議員に初当選。現在、政治活動を通じて、「鹿児島を元気にしたい」と心から願う仲間達と出会い、力を合わせ、あたらしい鹿児島県づくりに取り組んでいる。

岩重 仁子氏
鹿児島県議会議員
昭和49年(1974年)1月27日生 加治屋町生まれ 金物店の長女 ザビエル幼稚園 山下小学校・中洲小学校 鹿児島市立甲南中学校(第41期) 鹿児島県立甲南高等学校(第43期) カリフォルニア州立大学ヘイワード校 国際関係学部 国際政治学科 東京の企業に勤務 営業・通訳・翻訳に従事 青年海外協力隊(14-3 青少年活動 モロッコ) JICAボランティア調整員(モルディブ) バーミンガム大学大学院 国際開発研究科 紛争・安全保障・開発専攻 修士 鹿児島県議会議員 2期目 無所属

有田 佳織氏
南日本新聞社 霧島総局 記者
1991年5月生まれ、福岡県の港町、福津市出身。九州大学文学部で美学・美術史を学ぶ。南北に広く火山や離島を持つ鹿児島に魅力を感じ、南日本新聞社に就職。入社後は事業部に4年在籍し、記者歴は4年。これまで県政、都市圏を担当した。4月から初の総局勤務。

13:00-14:30 水産業×Transformation】

人口減少により加工場で働く人が少なくなり、そして漁師も減っている。この時期のこの魚は、脂がのってたくさん獲れるというような定説も通らない。いつどういった魚が獲れるのか、もしかすると来年はその魚は全く獲れ無いかもしれない。水産資源・漁獲量の管理、そして温暖化などの環境問題による藻場と呼ばれる魚が集まる海藻(ブルーカーボン)の減少。様々な課題に直面しています。このセッションでは、人が集まらない水産加工会業界でありながら毎年新卒採用をしている下園薩男商店の代表下園正博。「漁業をカッコよく」をコンセプトに集まった、東北の若手漁師集団「フィッシャーマンジャパン」の事務局長であり、Yahoo! JAPAN SDGs編集長「長谷川琢也」。大手経営コンサルティングのエリートサラリーマンの経歴ながら、家族で横浜から日置市に移住して漁師になった「佐々祐一」。このメンバーでこれからの水産業について話します。

下園 正博氏
株式会社下園薩男商店 代表取締役社長
NPO法人薩摩リーダーシップフォーラムSELF 理事
創業昭和14年、イワシ丸干しの製造が主な水産加工会社の三代目。 東京でIT会社、水産商社で勤務後、2010年に帰郷。 干物の消費量が減る中、イワシの丸干ししか作っていなかった実家で2013年に丸干しのオイル漬け「旅する丸干し」を販売開始し、天皇杯を受賞。2015年HACCP取得、2017年に初の直売店となるイワシビルを人口2万人の地元阿久根市にOPEN。2019年に海外輸出対応型の新工場を建設し、2020年に海外へ自社で直接輸出を開始。2022年に枕崎市に山根瓶詰研究所をOPEN予定。自分達、地域の特徴を活かし世界に発信していくために取り組んでいる。

長谷川 琢也氏
一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン 事務局長
ヤフー株式会社 Yahoo! JAPAN SDGs 編集長
東日本大震災の後、被災地の農産物などをネット販売する企画を立ち上げたことをきっかけに、宮城県石巻市に移住。 地域を活性化させ、次の世代に続く水産業を実現するため、地元の若手漁師と共にフィッシャーマン・ジャパンを立ち上げ、水産業のイメージを「カッコよく」「稼げて」「革新的な」という「新3K」に変えていくことを目指している。

佐々 祐一氏
十起丸 船長
株式会社ecommit プロジェクトマネージャー
福岡生まれの横浜育ち。国内IT企業→ビジネスコンサルファーム→外資金融と会社員勤務していたが、6年前に鹿児島県日置市に移住し漁師に転身。3年間の研修期間を経て自ら漁船をもって独立し、マダイ・バショウカジキ・サワラ・ツキヒガイなど季節ごとに旬の魚介を水揚げしている。魚価低迷、水揚量減少、燃油・資材高騰、過疎・高齢化と緊迫した課題が山積みの漁村で種々の施策に取り組んでいる。現在45歳。両親と妻、4人の子供の8人家族で田舎暮らしを満喫中。

13:00-14:30 教育×Transformation】

社会をつくり上げていくのは人、そして人が学び、育つ営みが教育です。「私たちはこれから、どんな教育を構想していくべきなのか?」、この問いは、未来を思って現代を生きるすべての人にとって、とても重要で、みんなで取り組むべき問いです。
教育は「国家百年の大計」とも言われます。「変化の激しい時代」といわれる今日、そしてこれから150年、さらに複雑化し、激動の時代となっていくことでしょう。その先の100年をも見据えて“未来の豊かな教育”を構想することはいかにして可能なのか?
鹿児島、広島、静岡ですでにはじまっている“新しい教育の形”、経済産業省が取り組む「未来の教室」プロジェクト、現場で生まれている「教育のtransformation」への兆しを手掛かりに、この問いを、「学び手の顔が見える」議論を通して、その場に集まる皆さんとともに探究していきます。

手嶋 州平氏
鹿児島外語学院 副学長
株式会社musuhi Chief Educational Officer
13年間をアメリカで過ごし2019年に帰国。Berklee College卒。Isabella Stewart Gardner美術館にて鑑賞教育プログラムを修了。GPI USにて学生研修コーディネート、札幌新陽高校探求コースや東京のKids Rocket Academyのアートクラス立ち上げ、PanasonicとのSTEAM教材開発やAbletonとの音楽教育など創造的な学びへの取り組み、株式会社musuhiでの教育事業や鹿児島外語学院でのグローバル教育など、様々な形で教育に携わる。

福島 創太氏
株式会社教育と探求社 開発部マネージャー
一般社団法人ティーチャーズ・イニシアティブ ラーニングデザインチーム
東京大学大学院博士課程
1988 年生まれ。教育社会学者。早稲田大学法学部卒業後、株式会社リクルートにて転職サイト「リクナビNEXT」 の商品開発等に携わる。退社後、東京大学大学院教育学研究科に入学。現在は同大学院博士課程にて教育政策や教育実践に関する研究をしつつ、株式会社教育と探求社で、小中高生向け探求型教育プログラムや企業研修の企画開発に従事。同時に、一般社団法人ティーチャーズイニシアティブにて先生向けの研修の開発、ファシリテーターにも従事。著書に『ゆとり世代はなぜ転職をくり返すのかーーキャリア思考と自己責任の罠』(ちくま新書)

八木 邦明氏
一般社団法人シヅクリ 理事
東京都の公立中学を皮切りに、日本人学校、教育委員会、学校管理職と様々な機会を得て約30年強の教職人生を過ごしたのち、2019年度末に校長職を(任期を残して自主)退職し、「一般社団法人シヅクリ」を設立。静岡の人財育成と地方創生をミッションに課し、学校・教室と社会・企業を繋ぐ探究型のキャリア教育プログラムを展開している。2022年度は参画企業20社、参加学校22校3000人の中高生に提供している。「社会全体で人財育成する」仕組みと風土をつくることを目標に、シヅクリプロジェクトの拡張に奔走している。

叶松 忍氏
広島県教育委員会 生涯学習課 主査
PEACE CULTURE ACADEMY 副校長
広島生まれ広島育ち。広島県庁に就職後、教育委員会への出向が人生の転機に。全寮制の中高一貫校「広島叡智学園」の立ち上げや個別最適な学びのプロジェクト等に関わる。昨年度は経済産業省「未来の教室」チームに出向し、子供たちのワクワクを基点にした自律的・探究的な学びを推進するとともに、広島の仲間たちとピースリーダーを育成するオンラインスクール「PEACE CURTURE ACADEMY」を立ち上げ。現在は広島に戻り、大人も子供も共に学び合い成長するワクワクな遊び場「PLAY SPACE」づくりを楽しんでいる ♪

小倉 直子氏
経済産業省 教育産業室 総括補佐
福岡県久留米市出身。東京大学経済学部、The Fletcher School, Master of International Business修了。学部では開発経済学を専攻。また交換留学にてスウェーデンに留学し、欧州各国からの多様な留学生とともに生活。2011年に経済産業省入省、産業政策立案やEPA交渉などに従事。2016年から2年間米国ボストンに留学。現地の研究者や起業家等と教育に関する勉強会を行うとともに、現地の先進的な学びの場に触れる。育休を経て2020年4月に現職に復帰し、「未来の教室」事業など教育イノベーション政策に取り組む。

15:00-16:30 働き方・暮らし方×Transformation】

日本全国で「関係人口」が謳われはじめてから約5年、さらにコロナ禍も経て、ローカルで豊かに暮らしたいというニーズはさらに高まっています。また、企業経営でもリモートワークが当然となり、ウェルビーイングの概念等も取り入れられることで、多様な働き方の後押しをしています。この流れの先には、どのような働き方や暮らし方があるのでしょうか。
「新しい地域・人との出会い」を楽しみながら生み出す移住ドラフト会議、全国住み放題のプラットフォームで多拠点居住を広めるADDress、「自分をいかす仕事に出会う」トランジションコミュニティのグリーンズジョブ、各事業者の先進的な活動から見えてきた時代の変化を手掛かりに、移住実践者でもある登壇者たちが、移住や関係人口の先も見据えた「これからの時代の豊かな働き方・暮らし方」、そして「鹿児島だからこその大きな可能性」について語ります。

池田 亮平氏
株式会社アドレス 事業企画フェロー
小平株式会社 執行役員
株式会社アドレス 事業企画フェロー、小平株式会社 執行役員、ライフデザイナー。 「これからの時代だからこその豊かさ」をデザインしていくことが個人のミッション。東京から鹿児島に移住し、鹿児島の持つポテンシャルを活かした暮らし方/働き方について実践中。 2児の父。 多拠点ライフプラットフォームのADDressに「食」「子育て」「SDGs」等のテーマを掛け合わせたプロジェクトを推進。直近では、創業110年の老舗企業(小平株式会社)に組織人事担当役員として参画。

兼松 佳宏氏
勉強家
グリーンズの学校 編集長
1979年生まれ。2006年、ウェブマガジン「greenz.jp」の立ち上げに関わり、10年から15年まで編集長。16年より京都精華大学特任教員として、ソーシャルデザイン教育のためのプログラム開発を手掛けた後、21年NPO法人グリーンズに復帰。地域を旅するオンライン大学「さとのば大学」副学長なども務める。著書に『ソーシャルデザイン』『beの肩書き』、連載に「空海とソーシャルデザイン」など。秋田県にかほ市出身、長野県北佐久郡在住。現在、高野山大学大学院修士課程(密教学専攻)在籍中。

冨永 咲氏
九州地域間連携推進機構株式会社 執行役員
1990年生まれ、鹿児島市出身。横浜国立大学卒業後、新聞社で広告の企画営業に従事。その後ミス薩摩焼酎の活動をしながら地方の採用支援を行う。ベンチャー企業で採用や広報、コミュニティスナック運営を経て鹿児島にUターンして九州地域間連携推進機構株式会社の立ち上げにジョイン。現在は個人事業主として鹿児島市のシティープロモーション事業や宮崎県のIT企業誘致、ベンチャー企業の広報などに関わる。

木原 杏菜氏
株式会社musuhi Chief Communication Officer
1988年鹿児島生まれ紫原育ち。大学進学を機に生まれ故郷を離れる。新卒でPR代理店へ。楽天に転職し、新規事業や楽天モバイルなどの広報を担当。「何」を広報したいか考えているうち、地元鹿児島のよさを再発見。上場前後のfreeeでの広報を経て独立。個人および社会の持続可能性について考える中で、musuhiに出会う。ひとりひとりが心身ともに健やかで、本来持つ力を社会の中で発揮でき、自然と調和し共生する古くて新しい時代を鹿児島からつくることで、鹿児島の広報につなげていく。

15:00-16:30 【食×Transformation】

食べることは生きることそのものであり、豊かさそのものです。現代の日本に目を向けてみると、必ずしも食べるものの選択肢の多さは真の意味での幸せとは比例しないものなのだと気づきます。
今日私が食べるものは、どこで誰がどのように生産し、誰が調理してここにあるのか。私が選ばなかった食べ物は、廃棄した食べ物は、排泄したものはどこに行くのか。
地球レベルでの環境問題も、個人の心や体の健康も「食」のあり方を見直すことでよりよい未来が描けるとしたら。
人口12,000人の町で、生ごみを全て堆肥化し幾重にも循環させている環境先進地域大崎町。役場からと、リサイクルを一手に担う民間企業からそれぞれお一人ずつご登壇いただき、今日に至るまでのストーリーや、すでにとりかかっている次なるプロジェクト、これからやろうとしていることなど。「食」「豊かさ」というキーワードを軸に掘り下げていきます。

ふるかわ りさ氏
EAT LOCAL KAGOSHIMA 発起人
大崎町SDGs推進協議会 理事
NPO法人薩摩リーダーシップフォーラムSELF 代表理事
1977年鹿児島県生まれ。海外での教師経験を起点に、食を中心にした新しい教育の在り方、街との関わり方を形にするため保育園2園、レストラン併設型の物産館、ギフト店、総菜店などを運営。鹿児島県庁最上階のコワーキングスペースSOUU、EAT LOCAL KAGOSHIMAの運営責任者も務める。流通のあり方、消費者や生産者の食に対する意識をアップデートすることで、環境負荷の低減と食の豊かさ向上を同時に実現させたい。第3回ジャパンSDGsアワード、2020年グッドデザイン賞金賞受賞

宮地 光弘氏
有限会社そおリサイクルセンター 代表取締役
東京での建築設計事務所勤務を経て、平成8年から地元廃棄物収集運搬会社に就職。平成12年に容器包装リサイクル法完全施行のタイミングで「そおリサイクルセンター」設立され、当時曽於郡8町の資源回収及び中間処理の事業に携わる。廃棄物を資源に変える業務を通じて住民や行政のお役に立つことに喜びを感じている。地域のごみをゼロにするための方法を追求しつつ、未利用資源を活用したエネルギーを含む地域内循環及び地域の活性化を目標に業務委託元の自治体に対し、環境面・財政面等での貢献ができるように取り組んでいる。

松元 昭二氏
大崎町役場 住民環境課長
大崎町出身。総務課、農林振興課等を経て、平成27年から住民環境課に配属。担当8年目。世界のごみ問題の解決を目指し、リサイクルの取り組みをインドネシア国のバリ州やジャカルタ特別州へ展開するプロジェクトも推進している。そのリサイクルやごみの問題に関する見識の広さと情熱から、環境省の廃棄物管理分野の国際協力における地方公共団体との協力方策検討委員会委員も務めており、環境省、JICA(国際協力機構)関連のシンポジウムへの登壇や海外の大学等でも講演している。

17:00 -17:15【クロージング】

■ 薩摩会議概要
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■参加・お申し込み方法

[会場参加]
□1日会場参加券(DAY1オンライン視聴、DAY2またはDAY3のどちらか参加):10,000円 ※弁当ランチ代含む
□2日会場参加券(DAY1オンライン視聴、DAY2、DAY3参加):20,000円 ※弁当ランチ代含む
https://forms.gle/JqkQkKFtepzNXp7J6

※DAY1は、会場の都合上、オンライン配信のみです。DAY2またはDAY3の会場参加をお申込みいただいた方には、DAY1視聴のURLをお送りします。

[オンライン参加]
□1日オンライン参加券:5,000円
□3日間通しオンライン参加券:12,000円

※アーカイブ配信の予定はありません。
https://satsumakaigi2022.peatix.com/

■実施体制

主催:NPO法人 薩摩リーダーシップフォーラムSELF
共催:鹿児島市、鹿児島離島文化経済圏、Community Based Economy
協力:一般社団法人リリース、南日本新聞社
後援:京都市、MBC南日本放送

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