薩摩会議2023 Day2 登壇者情報

Day2 (4月22日)

9:00-10:00 オープニング

10:30-12:00 A 「革命×Transformation」

世界は自ら変えられる。
〜たった一人から革命を起こす異端のススメ〜

時代を変えてしまうほどの変革を起こし、かつての「非常識」が新たな「常識」になるシーンが歴史には常に存在します。その多くは、たったひとりの人間から起こります。そんな種火となって、未来を変えるために必要なことは、何かが違う、何かがおかしいと感じる感性や、それを表現する行動、そして周りを巻き込む大義かもしれません。 こんな不確実な時代やうねりの時を過ごす中で、一見の「常識」に安住することなく、新たなチャレンジを模索し、次なる未来に向けて動き続けているプレイヤーから、挑戦のエッセンスを聞きながら、ここに参加するすべての人が、自らの旗を掲げ、自分の人生をかけて成し遂げたいことに立ち向かうエネルギーを蓄えて、それぞれの地に戻る。 そしてここに集ったみなさんで、地域や日本、世界を良くしていきましょう。
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白澤 繁樹氏

ひふみよ株式会社 代表取締役
(一社) 全国介護事業者連盟 障害福祉事業部会 役員
伊敷小PTCA 会長
IT業界、クリエイティブ業界を経て障害福祉ベンチャー「ひふみよ株式会社」を設立。就労継続支援を中心にスパイスカレーやクラフトビールなど多様性が活きる仕事のステージ作りに邁進中。まちづくりでは6年間にわたりPTAに携わる。任意化、強制性の排除、上位団体からの脱退などを経て、負担の少ない自校ファースト活動を実現する。

山川 咲氏

CRAZY WEDDING創設者
神山まるごと高専 クリエイティブディレクター/理事
株式会社ECOMMIT 取締役
CRAZY WEDDING創設者。1983年東京生まれ。2012年に業界で不可能と言われた完全オーダーメイドのウェディングブランド「CRAZY WEDDING」 を立ち上げ、数年で「情熱大陸」に出演。2020年にCRAZYを退任し独立。8ヶ月のサバティカル期間を経て、ホテル&レジデンスブランド「SANU」のCreative Boardに、翌年にはSansan・CRAZY・zozo・Partyの4人の起業家が作る学校、神山まるごと高専のクリエイティブディレクターに就任。著書に「幸せをつくるシゴト」(講談社)

川原 卓巳氏

Takumi Inc. Founder/プロデューサー
KonMari Media Inc. Co-Founder
1984年広島県生まれ。人材教育系の会社を経て、近藤麻理恵(こんまり)のマネジメントと世界展開のプロデュースを担当。2016年に米国移住後は、KonMariのブランディングやマーケティングを実施。著書に『Be Yourself 自分らしく輝いて人生を変える教科書』。オンラインサロン『SENSE -自分らしさ探究室-』『Hi-SENSE -Build your own business-』『PRODUCERS』を主催。日本を代表するプロデューサー集団をつくりはじめている。

成田 智哉氏

マドラー株式会社 代表取締役社長
ミーツ株式会社 代表取締役社長
えぞ財団 団長
1988年生まれ。北海道千歳市出身。東京大学文学部歴史文化学科卒業後トヨタ自動車に入社、ブラジル支社を経て独立。帰国後、北海道厚真町にて「境界を越えて世界をかき混ぜる」をコンセプトのマドラー株式会社を設立し、共助型困りごと解決プラットフォーム「Meets Community」や 北海道の挑戦と応援の循環を作る「ほっとけないどう」などを企画運営。北海道経済コミュニティ「えぞ財団」団長。 マジ革命で頑張ります。

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10:30-12:00 B 「資本主義×Transformation」

私たちは経済によって、どんな資本を増やしたいのか?

広辞苑第七版で「資本主義」とひくと、「封建制下に現れ、産業革命によって確立した生産様式。商品生産が支配的な生産形態となっており、生産手段を所有する資本家階級が、自己の労働力以外に売るものをもたない労働者階級から労働力を商品として買い、それを使用して生産した剰余価値を利潤として手に入れる経済体制」と記述されています。しかし、言葉の意味は時代によって変化するもの。そして、私たちはこの言葉の意味が変化すること願っています。そこで本セッションでは、それぞれのローカルで実践を試みるメンバーによって「いま各自が実践しているビジネスを通して、どんな資本を増やそうとしていて、どんな豊さが増している実感があるか」そのリアリティを共有しながら「どんな振る舞いによって、どんな質の経済を循環させていきたいのか」を探究することで、150年後の「資本主義」がどのような意味で記述されうるのか、を感じ合う対話を試みます。
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太田 直樹氏

株式会社New Stories 代表
一般社団法人Code for Japan 理事
一般社団法人残すに値する未来 理事
デジタル・情報通信に関する専門知識と官民にまたがるネットワークを活かし、デジタル技術の社会実装を通じて、未来の価値を創造する仕事を中心としている。 ボストンコンサルティングの経営メンバーとして、アジアのテクノロジーグループを統括。2015年から17年まで、総務大臣補佐官として、日本のデジタル戦略と地方創生の政策策定に従事。多様なイノベーターや社会起業家と連携している。

村岡 浩司氏

株式会社 一平ホールディングス(九州パンケーキ) 代表取締役
1970年、宮崎県生まれ。人口12,000人のまち、宮崎市高岡町で廃校となった小学校をリノベーションし、カフェやシェアオフィス・コワーキングを併設するMUKASA-HUBを運営。“世界があこがれる九州をつくる”を経営理念として、九州産の農業素材で作られた「九州パンケーキミックス」をはじめとする商品開発の他、カフェ・飲食店を国内外に展開。食を通じた地域活性化やコミュニティ創生にも取り組んでいる。

下園 正博氏

株式会社下園薩男商店 代表取締役
株式会社まちの灯台阿久根 取締役
NPO法人SELF 理事
創業昭和14年、イワシ丸干しの製造が主な水産加工会社の三代目。東京でIT会社、水産商社で勤務後、2010年に帰郷。干物の消費量が減る中、イワシの丸干ししか作っていなかった実家で2013年に丸干しのオイル漬け「旅する丸干し」を販売開始し天皇杯を受賞。企業理念「今あるコトに一手間加え、それを誇り楽しみ人生を豊かにする」をかかげ、商品・サービスの開発、イワシビル、山猫瓶詰研究所といった店舗運営をおこなう。 人はなんのために生きるのかと自問自答しながら、会社として、人としてどうすべきかを模索している。

桜井 肖典氏

一般社団法人リリース 共同代表理事
構想家。1977年生まれ。2000年よりデザイン・コンサルティング会社を経営、様々な領域でコンセプトメイキングから空間、商品、サービスまでをデザインする。2012年より社会性と事業性を両立する「未来が歓迎するビジネス」のデザイン組織としてRELEASE;を京都にて始動。共創によるビジネスデザインを軸に、大企業や自治体からスタートアップや非営利団体まで、「青く美しい地球に相応しい経済文化」へ向けて、領域横断的なプランニングとディレクションを実践する。

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13:30-15:00 A 「働き方・暮らし方×Transformation」

地域との“つながりしろ”のデザインが、生命力に満ちた時代を創る 〜「好きなこと・好きなスタイルで生きる」を可能にする方法の360度探究〜

本セッションでは、将来予測が難しい激動の時代における「好きなこと・好きなスタイルで生きる」を可能にする方法について、会場の皆様と共に探求したいと思います。「自由とは何か?」という抽象的な問いから「どう暮らす?どう働く?」という具体論とを行き来し、これからの人生設計における「働き方・暮らし方」のアップデートを実現すべく、未知なる「生き方」の可能性をも探究していきます。登壇者4名に共通するのは、「人と地域の“つながりしろ”を創る活動」を事業として実装し、「好きなこと・好きなスタイルで生きる」鍵が人口密度が異様な都市ではなく、自立と生命力を教えてくれる地域にあると気付き、その可能性をビジネスとしてデザインしている点です。地域を起点に多様にエネルギーが流動する、その循環のシステムの巡りは、きっと「円」(=360度)のようなもの。この巡り(円)を登壇者と掛け合いながら、会場で一緒に探究しましょう!

堀口 正裕氏

TURNS プロデューサー
株式会社第一プログレス 代表取締役社長
総務省地域力創造アドバイザー、国土交通省「地域づくり表彰」審査会委員を務める他、全国各地の移住施策に関わる。東日本大震災後、地域との繋がり方と、自分らしい生き方、働き方、暮らし方のヒントを多くの若者に発信したい想いから、2012年6月「TURNS」を企画、創刊。地域と都市をつなぐ各種イベント、ツアー、スクール企画等を展開。地域の魅力は勿論、地域で働く、暮らす、関わり続ける為のヒントを発信。TOKYO FM『Skyrocket Company』 内「スカロケ移住推進部」、TBSラジオ「地方創生プログラム ONE-J」ゲストコメンテーター

田鹿 倫基氏

九州地域間連携推進機構株式会社 代表取締役
株式会社ことろど 代表取締役
奥霧島地域商社ツナガルたかはる株式会社 取締役
宮崎大学を卒業後、㈱リクルートの事業開発に勤務。優秀過ぎる先輩を目の当たりにし場違いだったと悟り一身上の都合により退職。その後、中国のWEB広告代理店で片言の中国語を自由自在に駆使しなんとか生き延びる。 2013年からは日南市油津商店街にIT企業を誘致し、当時の安倍首相が地方創生の成功事例として発表。しかし商店街の人通りが増えたとは言えず、全国からの視察者が戸惑う姿を見て良心の呵責に苛まれる。 現在はデータに基づく政策立案(EBPM)の推進や、日南のなんでも屋の経営、九州移住ドラフト会議という移住業界最大の壮大なコントを開催している。

山中 大介氏

ヤマガタデザイン株式会社 代表取締役
課題を解決する事業をデザインすることで、地方都市の凡ゆる課題は未来への希望に変えることができる。2014年ヤマガタデザイン株式会社を設立。地域と全国から資本調達(38億円)し、山形庄内から全国にも展開可能な課題解決のモデルづくりに挑む。田んぼに浮かぶ木造ホテル「スイデンテラス」、子どもたちの夢中を育む教育施設「キッズドームソライ」、地方都市のリクルートメディア「ショウナイズカン」、有機農業プラットフォーム「ヤマガタデザインアグリ」、自動抑草ロボを開発する「有機米デザイン」などの街づくり事業を手掛ける。

平野 知実氏

株式会社musuhi 取締役CHRO
株式会社キャリアデザインコンサルティング
取締役 鹿児島県動物愛護推進委員
東京都武蔵野市生まれ。父の影響から、幼くして歴女となる→小学4年生の時子役として劇団に加盟し、舞台芸術に魅了される→中学・高校は熱血バスケ部→大学は芸術学部Performing Arts学科演劇専攻(特に、舞台制作、文化政策、児童青少年演劇を探求)→就職後コンサル3年+人事12年(特に、人事戦略、採用、人材開発、組織開発を探求)→家族4人でIターンで鹿児島へ→(株)musuhi CHRO。美しい山あり海あり川あり神宮ありカフェありの環境も気に入っており、愛しく楽しい毎日です。

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13:30-15:00 B 「旅×Transformation」

世界を変える旅の役割

10万年以上前にアフリカを出た人類は、今や極地や離島を含め世界中に広がり、さらには宇宙にまでその領域を広げています。これが人類の壮大な旅だとすると、私たちはどこへ向かっているのでしょうか。  旅は、私たちに何を引き起こしてきたのでしょうか。旅人が、何かを他所に伝えることもあったでしょう。旅の過程で試練に遭い、それを乗り越えることで新たな発見をすることもあったでしょう。居住地を離れ、「何者でもない自分」になれる旅先だからこそ受け取れるものもあるでしょう。  旅の語源は他火。他人の起こす火にあたることでもあります。このセッションでは、この会議の開催される薩摩の地に旅をしてきたみなさんと一緒に薩摩会議という火を囲み、旅を通じた自分や時代の Transformation について考えます。ともに、これからの時代の旅の本質を巡る旅に出かけましょう。

大岩根 尚氏

株式会社musuhi 取締役 Chief Planetary Officer
大崎町SDGs推進協議会 サーキュラーヴィレッジラボ 所長
NPO法人SELF 理事
硫黄島在住、博士(環境学)。専門は地質学・海洋地質学。数百万年スケールの地球の歴史について研究したのち、ポスドクとして気候変動の研究のため南極観測隊に参加。研究者を辞めた後は、鹿児島県三島村役場で、地球科学を活用した地域おこしの専門職員として活動。その過程で出会った硫黄島に惚れ込んで2017年に移住、起業。人口120人の島に暮らし、ネイチャーガイドとして自然体験を通じて文明の持続可能性を考える体験を提供する一方、自治体レベルでの脱炭素や循環型社会への動きのサポートを行うなど、さまざまなスケールで「人と地球を結びなおす」活動を展開中。

住岡 健太氏

NPO法人PCV 専務理事
株式会社PLAY SPACE 代表取締役
広島出身の被爆三世。幼い頃から祖母の被爆体験を聴き「平和とは何か?」が大きな問いとなる。20代にアメリカ留学、アジア一人旅を経験し、25歳で起業。経営する飲食店が第6回居酒屋甲子園にて準優勝をした事をキッカケに多業種のプロデュースを開始。「平和をつくる仕事をつくる」をミッションに掲げるNPO法人PCVへ参画。平和×◯◯を軸に持続可能なソーシャルアクションを考える機会を提供している。2022年度44カ国1万名へプログラムを提供。2022年度グッドデザイン賞、若者力大賞、国際交流基金地球市民賞受賞。

古田 秘馬氏

株式会社umari 代表取締役
プロジェクトデザイナー。東京・丸の内「丸の内朝大学」などの数多くの地域プロデュース・企業ブランディングなどを手がける。農業実験レストラン「六本木農園」や讃岐うどん文化を伝える宿「UDON HOUSE」など都市と地域、日本と海外を繋ぐ仕組みづくりを行う。現在はレストランバスなどを手掛ける高速バスWILLER株式会社やクラウドファンディングサービスCAMPFIRE、再生エネルギーの自然電力株式会社・顧問、医療法人の理事などを兼任。2021年には、瀬戸内の香川で、地域の事業者で作る宿・URASHIMA VILLAGEを開業。

阿部 裕志氏

株式会社風と土と 代表取締役
AMAホールディングス株式会社 取締役
1978年愛媛県生まれ。トヨタ自動車の生産技術エンジニアとして働くが、競争社会のあり方に疑問を抱き、持続可能な社会のモデルを目指す2300人の島・海士町に2008年移住、株式会社巡の環(めぐりのわ)を仲間と創業。2018年に株式会社 風と土とへ社名を変更。島の魅力を高める地域づくり事業、トヨタ自動車・Google・サントリー・スターバックス等が参加するリーダーシップ研修「SHIMA-NAGASHI」を行う人材育成事業に加え、離島から生まれた出版社「海士の風」を立ち上げる。著書『僕たちは島で、未来を見ることにした(木楽舎)』

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15:30-17:00 A 「地域文化経済圏×Transformation」

鹿児島ー沖縄という小さな共同体の再生〜文化を礎に島(シマ)の可能性を探る〜

鹿児島最北端の獅子島から奄美、沖縄を通り台湾という島に抜けていく海域。南北およそ1,300キロに連なる、東シナ海に浮かぶ大小様々な「島」。隔絶性の高いエリアに暮らす私たちとって「海」という存在は、島と島を隔てるものではなく、島と島を繋いでいるものだ。自然環境はもちろん、生活文化や民俗芸能、風習、政治的な歴史とその背景など多種多様である。この先、島の民が未来の在りたい地域について向かおうとするとき、固有の文化を礎にして「幸せな経済」を育くんでいけるような集落(コミュニティ)があるとしたら、そこにはどんな指標やプロジェクトが必要だろうか?また、島のウチとソトを繋げる役割となる「舟」はどんなものであれば、より面白い地域の未来になっていくのだろうか。

ヤマシタ ケンタ氏

鹿児島離島文化経済圏 発起人
東シナ海の小さな島ブランド株式会社 代表取締役
Shimamori Inc. 代表取締役
甑島生まれ、37歳2児の父。高齢化率52%を超える人口1,000人の村を拠点に「東シナ海の小さな島ブランド株式会社」や「Shimamori Inc.」など創業。耕作放棄地の再生から空き家の改修、公共施設等の小さな拠点づくりに取り組む。”懐かしい未来の風景をつくる”集落デザインカンパニーとして山下商店甑島本店、オソノベーカリー、FUJIYA HOSTELなど地域密着型の18事業を運営している。その他、島嶼地域における共創社会の実現を目指す、鹿児島離島文化経済圏や日本の水産業に新たな選択肢をつくるFISHERMANS FESTを監修。

比屋根 隆氏

株式会社レキサス 代表取締役
Ryukyufrogs 創設者
株式会社うむさんラボ 代表取締役
沖縄県那覇市出身。沖縄国際大学在学中に起業。レキサスではITを軸にオリジナルサービス開発にこだわり、連続した新規事業創出やスタートアップの立ち上げを実施。2008年に県内学生を対象に次世代リーダーの発掘・育成プログラム「Ryukyufrogs」を創設。2018年には株式会社うむさんラボを始動。沖縄や世界を豊かにする人財や事業の創出、起業家支援、そのエコシステムやコミュニティを育む活動を行う。

麓 憲吾氏

有限会社アーマイナープロジェクト 代表取締役 
NPO法人ディ!(あまみエフエムディ!ウェイヴ) 代表理事
奄美大島 奄美市出身。島のアイデンティティ形成や人口減少を課題としつつ、フロントマンやイベントパフォーマンスなどの非日常的/直接感化(関係づくり)に限界を感じ、メディアやコミュニケーションによる日常的/間接感化(環境づくり)を探求し活動しています。音波(音楽)や電波(ラジオ)を伝い、島の空気屋として磁場と島心を培っています。また、奄美の生活文化(芸術文化ではなく)としてのシマ唄・八月踊り・音楽文化の奄チュアスタイルを守り、次世代へつなぐことの深さを広く伝えていくことをミッションとしています。

陶山 祐司氏

株式会社Zebras and Company 共同創業者/代表取締役
Tokyo Zebras Unite 共同創設者
一般社団法人ドラッカー学会 理事
(1) 社会性と経済性の両立、(2)ステークホルダー全体への貢献、(3)長期的な価値創出拡大を行う「ゼブラ企業」の普及に取り組む。元々は経産省でエネルギー政策、電機産業政策に従事。その後、VC/新規事業のコンサルタントとして、100億円超を調達した宇宙開発ベンチャーやIoTベンチャーの事業戦略策定、資金調達、サービス開発、営業の支援や政策提言等を実施。2018年に独立、SIIF(社会変革推進財団)におけるインパクト投資の促進や、ガバメント・リレーションズの普及に従事。2021年にZebras and Companyを共同創業。

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15:30-17:00 B 「メディア×Transformation」

体制か変化の担い手か!ソーシャルイノベーションの鍵を握る、メディアが自ら起こす価値転換とは?

世界で最初の新聞は、古代ローマの議会の議事を伝えるアクタ・ディルナと呼ばれる掲示板でした。そして、ペンジャミン・フランクリンがアメリカで初めてのタブロイド誌を発刊して294年、メディアは市民に力を与えるテクノロジーであると同時に体制を維持する情報伝達の手段でもありました。メディアに抱く希望と絶望。メディアは新しい時代への変化の担い手になるために、どのような価値転換を自ら起こす必要があるのか。このセッションでは、そのヒントとなる、必要な情報を必要とする人たちに伝えるメディアを興し運営するメディアイノベーターと共に、私たちが求めるメディアの姿について描きます。メディアの語源である”メディウム”には媒介という意味があります。人と人をつなぐ情報の媒介役としてのメディア。その可能性について共に考える時間を楽しみましょう!

西村 勇哉氏

NPO法人ミラツク 代表理事
株式会社エッセンス 代表取締役
大阪大学SSI 招聘教授
1981年大阪府池田市生まれ。大阪大学大学院にて人間科学の修士を取得。2011年にNPO法人ミラツクを設立。セクター、職種、領域を超えたイノベーションプラットフォームの構築と、大手企業の新領域事業開発支援・研究開発プロジェクト立ち上げの支援などに取り組む。2021年に知のアクセスを実現するKnowledge Tech企業エッセンスを設立、代表取締役に就任。2021年9月に先端研究者メディアesse-senseをリリース。滋賀県大津市在住、3児の父。大阪大学社会ソリューションイニシアティブ招聘教授、大阪大学人間科学研究科後期博士課程(人類学)在籍

上栫 祐典氏

株式会社あいらFM 代表取締役
一般社団法人コミュニティFM放送アライアンス 理事
鹿児島県薩摩川内市(旧薩摩郡東郷町)出身。京都大学法学部卒。広告代理店勤務を経て鹿児島へUターン、地元・薩摩川内市でまちづくり会社の設立やコミュニティFM放送局の開局に関わる。2017年、姶良市でコミュニティFM放送事業を行う株式会社あいらFMを設立し、同社代表取締役。その他、MBC南日本放送の番組制作、南日本新聞社「読者と報道」委員会委員など、主にローカルメディアをフィールドに活動。一般社団法人コミュニティFM放送アライアンスではコミュニティFM放送局の開局・運営支援も行う。

呉 琢磨氏

NewsPicks Re:gion 編集長/事業責任者
高校中退後、Web広告編集、書籍編集、雑誌ライターとして活動。2015年にNewsPicksにジョイン。Brand Design(広告事業部)の立ち上げに参画し、2018年よりHead of Creativeに就任。若者向けのタブロイド誌「HOPE by NewsPicks」の創刊編集長も兼任した。2021年より「NewsPicks Re:gion」を立ち上げ、地域経済に特化したメディア・コミュニティ・サービス作りを行う。個人的なミッションとして「情報と機会の格差是正」を掲げてます。

須部 貴之氏

株式会社KISYABAREE 代表取締役
NPO法人SELF 共同代表理事
1978年生まれ。鹿児島出身。明海大学不動産学部卒。ディズニーリゾート、三井不動産グループを経て、2013年に鹿児島へUターンし同年リノベーションスクール@北九州に参加。鹿児島県内にリノベーションまちづくりを推進している。「騎射場のきさき市」という1万人規模の地域イベントを主宰。地域開発と人材育成を軸にこれからの地域に必要な場を支える株式会社KISYABAREEを設立。民間や行政の様々な主体と連携して、地域開発事業、人材育成事業、組織開発事業などのプロデュースと不動産業を手がけている。

チケットのご購入、薩摩会議の詳しい情報は公式HPをご覧ください
薩摩会議2023 公式HP
https://satsuma-kaigi.jp/

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