
2025年10月17日、SELFは台湾地域振興聯盟(Taiwan Placemaking Alliance、以下「TPA」)と、アジアにおける地方創生と学びの新しいモデル構築を目的とした協力覚書(MOU)を締結しました。
協定締結の背景
これまでSELFとTPAは、鹿児島および台湾各地の現場を往来しながら、互いの実践に学び合う関係を重ねてきました。今回の協定締結は、そうした対話と信頼の蓄積の延長線上にある合意です。
本協定を通じて、SELFはTPAと共に国境を越えて現場をつなぎ、「アジアにおける対話する地域創生の原型を共につくる」という共通ビジョンを正式に共有しました。
協定の目的
本協定は、地方創生を「事業」ではなく「文化」として育て、実践の知を共有・体系化しながら、アジア全体に広がる共創の文化を育むことを目的としています。
SELFとTPAは今後、以下の領域で協働を進めます。
・台湾および日本における現場対話プログラムの共同設計と実施
・地方創生に関する共同研究
・出版
・フォーラム開催
・若手実践者・教育関係者の交流および育成プログラムの推進
・教育・文化・環境・社会分野における長期的協働プロジェクトの創出
・双方が得た知見を国際的に共有する発信活動
これらの取り組みを通じ、SELFはTPAとともに、地域に根ざした「共に学び、共に創る」文化を育て、セクターを越えて支え合うアジアのエコシステムの形成を目指します。
台湾地域振興聯盟(TPA)について
TPAは、台湾全土で地方創生・社会デザイン・教育・文化活動に携わる実践者・研究者・公民団体を結ぶ民間組織です。2019年に発足し、2020年から毎年「台湾地方創生年會(Taiwan Placemaking Festival)」を開催。2025年で第6回を迎えました。「地方を学びの場に」を合言葉に、行政・企業・大学・NPOを横断した連携を推進し、地域の多様な声をつなぎながら、共に未来を描くプラットフォームとして台湾における地方創生の中核的な役割を担っています。